- 2003年
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11月「有限会社あきゅらいず美養品」設立(東京都渋谷区笹塚)
初出商品として「優すくらぶ」と「秀くりーむ」を発売
12月開発に時間をかけた洗顔石けん「泡石」を、予定より少し遅れて発売し、主力3商品が出揃う
- 2004年
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7月中医学の概念と研究成果を元に独自開発された原料「草根木皮たまりエキス」を配合して、主力3商品をリニューアル
創業当初から標榜していた、肌本来の働きを妨げないシンプルケア、自然由来素材へのこだわり、そして「シンプルでナチュラルでありながら結果も得られるスキンケア」という構想に適う素材が「草根木皮」、つまり、中国で伝統的に用いられてきた植物原料でした。
現地・中国の原料市場を巡る調査に始まり、研究者を訪ねて伝統医学や現代植物化学の研究成果をひもとき、独自に開発されたのが「草根木皮たまりエキス」。
膨大な種類の植物原料から精選された10種の和漢ハーブ。その成分を最適に保つために、薬剤を使わない中国古来の水抽出法を採用。開発以来、その品質を維持するため製造には毎回スタッフが立ち会ってきている、こだわりの独自開発エキスです。
- 2008年
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2月本社を東京都目黒区中町に移転
- 2009年
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9月お客様の手元へ丁寧に商品を届けるため、独自の物流センター「株式会社テトテト」を設立
10月「株式会社テトテト」を三鷹市野崎に移転し、その1階に「森の食堂」を開設
- 2010年
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2月本社を東京都三鷹市野崎に移転
11月本社1階に、地域に開かれたコミュニティスペース「森の楽校」を開設
たくさんの生き物が多様性を持って生きる場所として、akyriseは「森」をさまざまな取り組みのシンボルにしていました。
目黒オフィスの時代は「森のようなオフィス」というコンセプトで内装デザインを施していましたが、この年、「自然の森の中にオフィスを作りたい」という夢に向かって東京都三鷹市に移転。
同時に、「食の大切さ」という観点から、体に優しい伝統的な日本の食事を提供する社員食堂「森の食堂」を開店して地域に開放。子ども連れでゆっくりくつろげる板敷の店内は人気を博しました。
また、社会貢献に係る取り組みを行う場所として、本社の1階に「森の楽校」を開設。各種の文化的なイベントや講座、自社の文化祭など、近隣地域やお客様をつなぐコミュニティーセンターの役割を果たしました。
- 2011年
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8月東日本大震災への支援活動を契機に「ポイント募金」を開始
2011年3月の震災発生に際し、akyriseは、募金や寄付金による支援、被災地のニーズに応じた物資や自社商品の提供、休暇を利用してのボランティア活動など、様々な形で復興支援を行いました。
その一環で、お客様がお買い物で得たポイントを寄付に充てられる制度を開始。お客様の希望するポイント数に相当する金額を算出し、商品の売上の一部などと合わせて寄付する仕組みです。
本当に必要とされている支援につながるよう、寄付先の選定には、公益社団法人日本フィランソロピー協会をはじめ、特定非営利活動法人 ADRA Japan、特定非営利活動法人 災害人道医療支援会など支援団体の協力を仰ぎ、具体的な支援方法を協議しながら、その時々に支援を必要とする団体や活動に寄付を行ってきました。
2024年、ポイント募金ならびに全ての寄付活動は4月いっぱいを以て終了し、株式会社ユーグレナとの合併に際して「ユーグレナGENKIプログラム」に統合されました。
- 2012年
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8月中国河南省鄭州市に東洋ハーブ研究所「ディスコトラ有限公司」設立
8月屋久島に「株式会社やわら香」設立。
間伐材からの精油抽出を事業化する森林資源保全の試みを開始
日本各地で森林荒廃の問題が大きく取り上げられていた当時、建築材として島から輸送することが費用的に困難な屋久島では、間伐材の新たな用途が求められていました。
この社会的な課題をビジネスで解決する方法として、間伐材からエッセンシャルオイルを抽出して販売することを発案。精油抽出工場と研究施設を併設したショップとリラクゼーション施設を開設し、それらを運営する「株式会社やわら香」を設立。
地元のNPO法人と連携して人工林を整備し、屋久島地杉の芳香成分と効果を研究してエッセンシャルオイルを開発。ショップやリラクゼーション施設で発信しながら、akyrise内にもアロマ製品を扱うブランドを設立して販売を行いました。
森林資源を利用して製造から販売までを行う6次産業化事業、そして地域資源を活用した自然共生型研究開発ベンチャー、社会課題に対する地域還元型、循環型の事業としても注目されました。
10月本社1階に品質検査研究施設「森たまラボ」開設
- 2013年
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2月広報と社会貢献を組み合わせた企画DMで「第27回全日本DM大賞」金賞グランプリを受賞
「誰かを思って書いた、お手紙のようなDM」を目指して、役立つ情報や知識、楽しみを満載し、毎回アイディアを凝らしたDMを発行していました。
そんなDMが、2007年を皮切りに全日本DM大賞など、広報印刷物を評価する賞を立て続けに受賞。akyriseの特色のひとつであるクリエイティブが大きく評価されました。
【受賞歴】
- 2007年 「泡の体験フェア」
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第21回全日本DM大賞:金賞
(通信販売業部門 日本郵政公社郵便事業総本部長賞)
- 2008年 「あきゅ便り」
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第22回全日本DM大賞:銅賞
- 2010年 「とっておきカレンダー」
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第61回全国カレンダー展:日本印刷産業連合会会長賞
- 2010年「はじめましてブック」
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第52回全国カタログ・ポスター展:金賞
- 2010年 「みわ通信」
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第24回全日本DM大賞:金賞
- 2012年 「あきゅ便り」
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第26回全日本DM大賞:銅賞
- 2013年 「あきゅ便り」
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第27回全日本DM大賞:銀賞
(クリエイティブ部門審査委員特別賞)
- 2013年 「ありがとうでつながるプロジェクト」
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第27回全日本DM大賞:金賞グランプリ
3月経済産業省 平成24年度おもてなし経営企業選選出
6月300名のお客様モニターと共に改良を重ねた日焼け止め「涼草」発売
- 2014年
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10月創業10周年記念事業「すはだの学校」体感サービスを開始
akyriseは、スタッフ自身がスキンケアを実践して証明する体現者であることを、早い時期から標榜していました。
10周年を期して、自らの商品を研究し、商品の特質や使い方、機序の関係性を理論化し、独自のメソッドを確立。そのメソッドを元に「脱ファンデ体験者10万人を目指す」というスローガンを掲げてスタートしたのが「すはだの学校」。
受講者の肌チェックに始まり、「洗顔教室」や「すっぴんメイク講座」といった、後の定番になった講座から、アロマや中医学、薬膳料理の講座まで、様々なプログラムを提供していました。
その中から生まれたのが「全国すっぴんキャラバン」や「すはだのコンシェルジュ」などの体感サービス。一定以上のスキルを身につけた「すはだトレーナー」を輩出し、商品を売るだけで終わりではないakyriseの中心的なサービスに発展しました。
- 2016年
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6月メイク用品のブランド「いろのは」創設。全て紙容器で3商品を発売
6月2010年から毎年夏に限定販売されていたシャンプー「香風」売上の一部を、大震災に見舞われた原料の産地ネパールの復興支援に寄付
従来から販売していた「たまりシャンプー」に、夏向きのスッキリした香りを付けた「香風(しゃんぷー)」。その香りの原料は、世界各地から集めた様々な精油から選び抜いたネパール産の「よもぎ」と「ハッカ」の精油でした。
そのネパールで2015年4月に大地震が発生。現地の製造業者の安否を確認すると同時に、震災復興支援のための寄付の実行を決定。生産地の視察と寄付先の選定のためスタッフを現地へ派遣。
復興の状況や支援活動の様子を確認した上で、長年にわたってネパールの医療や衛生環境、教育などの支援を続けているADRA Japan を寄付先に選定し、2016年と2017年の2年に亘り、ネパールにおけるADRA Japan の活動支援のため寄付を行いました。
- 2018年
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11月創業15周年記念商品「草根木皮たまりエッセンス」発売
- 2019年
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12月本社ビルLIGUNA/0(東京都小金井市)竣工を契機にブランドの運営会社を有限会社あきゅらいずから株式会社LIGUNAに改称
- 2020年
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4月本社ビルLIGUNA/0の1階にて社員食堂兼レストラン「はだめし」開店
- 2021年
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3月株式会社LIGUNAが「サステナブル」という事業理念の一致を以て株式会社ユーグレナと資本業務提携し、ユーグレナグループに参画
- 2024年
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7月株式会社LIGUNAと株式会社ユーグレナの合併により、運営会社を株式会社ユーグレナに変更